橋本ユタカ
Hashimoto Yutaka
「Study for NULL」
2019/06/03 - 06/15
作家紹介
個展歴
2004年 First Exhibition (itohen / 大阪)
2016年 みえないが、たしかにそこにいる。(アトリエ三月 / 大阪)
2017年 drawing EXHIBITION (アトリエ三月 / 大阪)
2017年 はじまりのおわり (Linlow / 大阪)
2018年 線 (SAMPLUS / 台北)
2019年 意識的無意識的な反復 (オソブランコ / 大阪)
アートフェア
2018年 Infinity Japan 2018 ( Royal Nikko Taipei / 台北)
2018年 ART FAIR ASIA FUKUOKA 2018(ホテルオークラ福岡 / 福岡)
受賞歴
2016年 アートストリーム2016 ■奨励賞 ■Links gallery賞受賞(大丸心斎橋店/大阪)
2017年 UNKNOWN ASIA ■平野新賞受賞 (ハ-ビスエント/大阪)
2019年 第34回チェルシー国際ファインアートコンペティション審査員特別賞受賞(ニューヨーク)
人間は日常生活の中で衣・食・住、生活環境や性別、国籍、思想、イメージや色、形、情報など様々なものに影響を受けて生きている。
現代社会では、それら受取る影響が社会的差別や区別に繋がるきっかけの一つにもなっていると考える。 もし、それら様々な影響が限りなくゼロになった時、人にはどんな感情が生まれるのか。
私はその時、人は平等・同一の「生」となり、人々の持つ区別や差別がなくなる瞬間が生まれるのではないか?と考える。
その仮説を基に、鑑賞者が作者及び作品から受取る影響が限りなくゼロに近い空間の実現と、平等・同一の「生」から生まれる区別や差別のない瞬間を生み出すため、展示、作品制作を継続的に行なっている。
橋本 ユタカ
橋本ユタカの制作コンセプトは一貫して「生命と肉体」という
人間の永遠のテーマとなります。描かれる対象は抽象化された人間の肉体やアクションの刹那を切り取ったものであり、まるでそこから精神や魂が透過されたかのような表現です。
時代はグローバル化しインターネットを始めとした通信の発達により情報やコミュニケーションに国境や壁が薄くなってきたものと思います。そんな中で国や文化や風習や環境をすべて取っ払った時に、同じ一つの人間としての共通すべきテーマやエネルギーの行方とは、一体何なのかを橋本は探っています。
それは今後さらに加速度的に変化する世界において、必ず何かしらの形で突き当たる問題であることでしょう。
橋本はまるで人類の未来を憂いながら、そしてポジティヴな希望を予言しているかのようでもあるのです。
開催風景
exhibition pic