ここに描かれている人物は、私でもありあなたでもありどこかの誰かです。また、私でもないしあなたでもないしどこかの誰かでもありません。知っているようで知らない。見たことがあるようでない。一つ答えがあるとすれば私にもあなたにも誰にも分からないということです。
橋本ユタカ
肉体と精神の反復運動をテーマに制作を続ける橋本の、すでに大きな反響を得ている新シリーズの一挙披露となります。
既視感を抱くキャラクターのようなモチーフをスプレーやペンキやグラフィティペンを用いダイナミックかつ均衡したテンションで描かれる作品群は、一貫して続けてきたテーマに対する大きなアンサーを示せたものとなります。
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