加藤 隆明
Kato Takaaki
加 藤 隆 明 展
Kato Takaaki Solo Exhibition
2019/07/30 - 08/12
★ 08/12 16:00~ 「松本夏樹(映像文化史家) 対談トークショー」 <入場無料>
※ 作品一部を15:00より移動・撤去予定
1980年頃ギャラリー16(京都)を中心に、杉板を素材に一点透視法の壁画的イリュージョン作品を制作、その後シダ植物、稲や金魚などの生物を使用した作品を制作してきた。 1996年なびす画廊(東京)にて裁縫彫(Pigskin/
豚真皮)を発表する。 このシリーズはPigskinで作られた表層だけの彫刻である。
「共有」「表層」「裁縫」や「生体」などのキーワードで思考制作をする。「作品が遠くに行かないよう」な表現形態が重要であった。 素材のフェティシズム性や宿命的にある産業の物語などが、それにより私の目の前に作品を留めたい体験を、ずーと後方に追いやってしまうのである。 その体験を消し去るには、鑑賞者(人間)と同じ物質(皮膚)が表層に必要であること、これがPigskinを選択してきた理由である。
しかし、この素材も数年前生産価値のなさにより消滅した。
加藤隆明 2019・5
開催風景
exhibition pic